Webクリエイター能力検定試験（うぇぶくりえいたーのうりょくけんてい）

パソコン・テクノロジーの仕事

Webクリエイター能力検定試験とは？
Webクリエイター能力検定試験の試験概要
Webクリエイター能力検定試験に関するQ&A
Webクリエイター能力検定試験が必要な職業／あると有利な職業
1. 必ず必要な職業
2. あると有利な職業
公式情報／出典

Webクリエイター能力検定試験とは？

Webクリエイター能力検定試験は、サーティファイ（Certify）が実施するWeb制作スキルの民間資格で、HTML・CSSによるコーディング技術や、Webページのデザイン・レイアウト力を総合的に評価する検定です。Web業界の初心者〜実務者まで幅広い層に支持されており、職業訓練校・専門学校でも標準的に採用されています。

出題では、与えられたデザインカンプ（完成見本）をもとに、正確なコーディングでWebページを再現する実務形式が特徴です。スタンダードとエキスパートの2区分があり、上位級ではレスポンシブ対応、SEOを意識したマークアップ、アクセシビリティに配慮した設計など、実務的なWeb制作力が評価されます。

プログラミング資格というより“Webデザイン×コーディングの実技資格”であり、未経験者でも基礎学習をすれば取得しやすい資格です。Web制作会社、デザイン会社、企業のWeb担当者など、幅広い現場で評価されます。

Webクリエイター能力検定試験の試験概要

根拠法令	なし（民間資格）。サーティファイが実施するWeb制作スキルの検定。
主催	サーティファイ（Certify）。
種類	・エキスパート（実務者向け）・スタンダード（基礎〜初級者向け）
受験資格	制限なし（誰でも受験可能）。職業訓練校・専門学校でも受験者多数。
試験内容	【スタンダード】・HTML基礎（タグ・セクション要素）・CSS基礎（レイアウト・カラー設定）・簡単なWebページ作成【エキスパート】・複数ページのWebサイト構築・レスポンシブデザイン対応・Flexbox／Gridによるレイアウト設計・ナビゲーション・フォームの実装・アクセシビリティ・SEOを考慮したマークアップ・カンプ（完成見本）の忠実な再現
試験方式	・実技試験：PCでのコーディング作業・筆記試験（スタンダードのみ）
合格基準	・指定カンプをどれだけ忠実に再現できるか・HTML／CSSコーディングの正確性・構造化
難易度	・スタンダード：初心者向け（基礎レベル）・エキスパート：実務レベルで中級〜やや難関
資格取得までの流れ	（1）受験級の選択（2）筆記（スタンダード）＋実技試験（3）採点後、合格証発行（4）Web制作の基礎〜実務力の証明として活用可能
更新	更新なし（終身資格）。 ※Web技術の変化が速いため継続学習が必須。