アプリケーションエンジニア

パソコン・テクノロジー
パソコン・テクノロジーの仕事

アプリケーションエンジニア(あぷりけーしょんえんじにあ)とは?

アプリケーションエンジニアは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「情報処理技術者試験」の高度区分のひとつで、経済産業省が認定する国家資格です。
この資格は、業務アプリケーションの企画・設計・開発・運用を統括できる人材を対象としており、ITシステム開発における中核的な役割を担う技術者を認定します。

企業の基幹システム(会計・販売・在庫・人事など)から、金融・医療・行政分野の大規模システムまで、幅広いアプリケーションの開発プロジェクトに関与します。
単なるプログラミングスキルだけでなく、要件定義・設計・テスト・品質保証・マネジメントなど、プロジェクト全体を見通す力が求められます。

この資格は、システムエンジニア(SE)やプロジェクトマネージャーを目指す上での中間ステップとして位置づけられており、現場経験のある技術者がさらに上位レベルを目指すための登竜門となっています。

アプリケーションエンジニアを取るために必要なこと

実施団体独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
受験資格制限なし(誰でも受験可能)
試験日程年1回(4月)
試験方式筆記試験(午前I・午前II・午後I・午後II)
試験科目システム開発技術、ソフトウェア設計、要件定義、データベース設計、プロジェクト管理など
合格基準各区分で100点満点中60点以上
受験料7,500円(税込)
合格率約17〜20%(令和5年度:受験者約7,900人/合格者約1,400人)

アプリケーションエンジニアが必要な職業/あると有利な職業

1. 必ず必要な職業

  • 該当なし(国家資格義務ではないが、上級SE職では事実上の必須スキル)

2. あると有利な職業

公式情報/出典

  • 根拠法令:情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)
  • 所管:経済産業省
  • 試験実施機関:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
  • 出典:IPA「アプリケーションエンジニア試験要綱」/経済産業省「情報処理技術者試験制度概要」
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