MOS（マイクロソフトオフィススペシャリスト）

パソコン・テクノロジーの仕事

MOSとは？
MOSの試験概要
MOSに関するQ&A
MOSが必要な職業／あると有利な職業
1. 必ず必要な職業
2. あると有利な職業
公式情報／出典

MOSとは？

MOS（Microsoft Office Specialist）は、Microsoft社が認定する国際標準の民間資格で、Word・Excel・PowerPoint・Accessなどの操作スキルを客観的に証明できるパソコン資格です。日本だけでなく世界的に通用し、企業からの評価が非常に高い“実務スキル証明資格”として人気があります。

試験はMicrosoft Officeのバージョンに合わせて実施され、実際の操作画面を使って問題を解くため、実務でそのまま使えるスキルが身につく点が最大の特徴です。Excelの関数やグラフ作成、Wordの文章整形、PowerPointのプレゼン作成など、業務効率が高まる内容が多く、学生・社会人を問わず幅広く活用されています。

難易度は比較的取りやすく、未経験者でも学習しやすい構成です。特にExcelとWordの需要が突出しており、転職活動・新卒採用・社内評価などで強力なアピール材料になります。パソコンスキルに自信がない人が“まず取るべき資格”としても最適です。

MOSの試験概要

根拠法令	なし（民間資格）。 Microsoft社が世界統一基準で認定するパソコンスキル資格。
主催	Microsoft（日本はオデッセイコミュニケーションズが運営）。
種類	・Excel（一般／上級）・Word（一般／上級）・PowerPoint ・Access ・Outlook ※Officeのバージョンに応じて実施。
受験資格	誰でも受験可能。年齢・経験不問。
試験内容	【Excel】・SUM・IF・VLOOKUPなどの関数・表・グラフ作成・データベース機能（フィルター・並び替え）・ピボットテーブル（上級）【Word】・文章整形・段組み・スタイル設定・図表・表の挿入【PowerPoint】・スライド作成・アニメーション設定・テンプレート活用 ※全て実技形式で、PC操作そのものを評価される。
難易度	・一般レベル：初学者でも比較的合格しやすい・上級：実務経験があるとスムーズ（難易度中級）
資格取得までの流れ	（1）受験科目を選択（2）試験申込み（随時実施）（3）PCによる実技試験（4）合格 → 世界共通の認定証が発行
更新	更新なし（終身資格）。ただしバージョンが変わるため、必要に応じ再受験が推奨される。