プロジェクトマネージャ

パソコン・テクノロジー
パソコン・テクノロジーの仕事

プロジェクトマネージャとは?

プロジェクトマネージャは、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格で、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験の高度区分のひとつです。
システム開発やIT導入プロジェクトを計画・統括・管理するリーダーとしての能力を評価する国家資格であり、IT業界における最上位レベルのマネジメント資格といわれます。

プロジェクトの成功には、技術力だけでなく、人材管理・コスト・品質・スケジュールのバランスをとるマネジメント力が不可欠です。
プロジェクトマネージャは、これらを総合的にコントロールし、リスク回避や顧客折衝を行いながら、限られたリソースで最大の成果を導く役割を担います。

試験では論述問題を通じて、受験者自身の実務経験をもとにマネジメント手法を具体的に説明する力が問われるため、現場経験豊富な中堅〜上級エンジニアに最も適した資格です。

プロジェクトマネージャを取るために必要なこと

実施団体独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
受験資格制限なし(誰でも受験可能)
試験日程年1回(4月)
試験方式筆記試験(午前I・午前II・午後I・午後II)+ 論述形式
試験科目プロジェクト計画、リスク管理、品質・コスト・納期管理、要員配置、コミュニケーション管理など
合格基準各区分で100点中60点以上(論述はA評価が必要)
受験料7,500円(税込)
合格率約13〜15%(令和5年度:受験者約10,000人/合格者約1,400人)

プロジェクトマネージャが必要な職業/あると有利な職業

1. 必ず必要な職業

  • 該当なし(法定義務ではないが、ITプロジェクト統括職で事実上必須)

2. あると有利な職業

公式情報/出典

  • 根拠法令:情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)
  • 所管:経済産業省
  • 出典:IPA「プロジェクトマネージャ試験要綱」
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