サービス接遇検定（さーびすせつぐうけんてい）

お店・接客の仕事

サービス接遇検定とは？

サービス接遇検定は、公益財団法人実務技能検定協会が実施する文部科学省後援の公的資格で、接客・サービスに必要な「応対マナー」「言葉遣い」「態度・表情」「ホスピタリティ」「判断力」を体系的に身につけられる検定です。販売・受付・ホテル・医療事務など“人と接する仕事”で特に高い評価を得ています。

試験は3級・2級・準1級・1級の4段階に分かれ、上位級ほど応対のロールプレイや実践的な判断力が求められます。準1級と1級では面接試験が実施され、来客応対、立ち居振る舞い、状況判断などを実際に評価する点が特徴です。

接客やサービスの現場では、商品知識や技術と同じくらい「感じの良さ」「丁寧な姿勢」が重要視されます。サービス接遇検定は、こうした“対人スキルの基礎力”を可視化できるため、販売職・医療現場・受付業務のスキルアップにも最適です。

根拠法令	なし（文部科学省後援の公的資格）。実務技能検定協会が実施する接遇技能の検定。
主催	公益財団法人実務技能検定協会。文部科学省後援資格。
種類	・1級（高度な接遇スキル・判断力）・準1級（応対面接あり）・2級（基礎〜応用）・3級（入門）
受験資格	誰でも受験可能（年齢・学歴不問）。学生・社会人いずれも多く受けている。
試験内容	【3級】・基本的な接遇態度・正しい言葉遣い・身だしなみのポイント【2級】・来客応対の基本手順・状況に応じた表現・電話応対の基本【準1級】・応対のロールプレイ（面接試験）・表情・動作・姿勢の評価・顧客ニーズに応じた判断力【1級】・高度な顧客対応・クレーム応対の判断・状況に応じた最適行動の選択
難易度	・3級：初心者向けで取りやすい・2級：日常的な接遇力が問われる・準1級：面接があり中級レベル・1級：高度な応対力が必要で難関
資格取得までの流れ	（1）受験級を選ぶ（2）筆記試験（準1級・1級は面接あり）（3）合格 → 認定証が発行（4）接遇・接客のスキル証明として活用可能
更新	更新なし（終身資格）。