昇降機等検査員（しょうこうきとうけんさいん）

建てる・つくる仕事

昇降機等検査員（しょうこうきとうけんさいん）とは？
昇降機等検査員の試験概要
昇降機等検査員のQ&A
昇降機等検査員が必要な職業／あると有利な職業
1. 1. 必ず必要な職業
2. 2. あると有利な職業
公式情報／出典

昇降機等検査員（しょうこうきとうけんさいん）とは？

昇降機等検査員は、エレベーター・エスカレーターなどの昇降機の法定検査を行うため、国土交通大臣が認定する国家資格です。
建築基準法改正（平成28年6月1日施行）により、従来の「昇降機検査資格者」から制度が移行し、講習修了と審査合格により資格証が交付されます。
昇降機の安全確保に関わる専門性が高く、建築設備分野の中でも重要度の高い資格の一つです。

昇降機等検査員の試験概要

根拠法令	建築基準法に基づく国家資格。旧「昇降機検査資格者」制度から移行。
所管官庁	国土交通省（建築指導関連部門）
資格区分	エレベーター、エスカレーター等の昇降機に関する法定検査を行うための資格で、区分は一本化されています。
受験（受講）資格	建築設備・機械・電気系の実務経験を有する者等が対象。国土交通省が指定する「昇降機等検査員講習」の受講が必須。
試験内容	講習＋修了試験で評価される方式。・昇降機の構造・制御・建築基準法（昇降機関連）・検査手順・安全基準講習修了後、修了試験に合格すると資格証交付の申請が可能。
合格率	非公表だが、実務経験者対象であり難易度は高めとされる。
更新	国土交通省が指定する更新講習を定期的に受講し、最新基準を習得する必要がある。
主な業務	昇降機の定期検査（法第12条点検）・安全性能確認・検査結果報告の作成。